「巨人の酒と酒豪」にて。ネアちゃんが最終的には酒豪ということが判明。
その日、とある酒がリーエンベルクに届けられた。
エーダリアの代理妖精である、ダリルダレンの書架妖精からで、巨人が造る幻の酒、グローヴァーである。
世界が傾く雨乞いの酒と評され、常夏の国では目を剥く程の値が付く。
そして、このグローヴァーを呑み始めると、雨が降るのだそうだ。
緑色の長方形のガラス瓶に入った酒は、薄荷水のような色をしている。
魔物達にも好まれる酒なので、ディノとゼノーシュも呼ばれた。
この回は、巨人の酒に酔って目が据わっているネアちゃんに、周りが振り回されているのが実に楽しかったです。
ネアにとってのお酒は、嗜好品であった。
雰囲気や香りが好きで飲むこともあるが、飲むと疲れ易くなってしまうので、同じ味であれば他の飲み物の方がいいと感じる場面も少なくはない。
しかし、上等な食事であれば発泡させた葡萄酒も合わせるし、料理に入れるお酒の風味は好きだ。
お酒を楽しめるのは本当に羨ましい。
飲むと雨が降る不思議仕様の巨人の酒。
ヒルドさんは途中まで役得。
その後はディノが役得。
別の日エーダリア様の別のお酒にも付き合った際、
テーブルに伏せたエーダリアと、顔色が変わりもしていない通常仕様のネアだった。ヒルドは、心からの安堵で寛いでいる。
という状況だったので、
「………ネア、もしかしてお酒強い?」
「疲労感が出るので頻繁には好みませんが、酔ったことはほとんどないですね。この前の巨人のお酒が、珍しく相性が悪かっただけです」
相性さえ悪くなければ、顔色も変わらないなんて、なんて優れた解毒機能をお持ちなんだっ!!ただひたすら羨ましいな〜という回でした。
私は飲めない体質ですがお酒のコーナー見てまわるの、好きなのです。
色やラベルを見て、綺麗だなぁ、美味しそうだなぁ。と呟いております。
お酒は飲めないけれど、酒の肴とやらにも興味があります。
合わせて飲めたらさぞかし・・・と思いながら食べております。
フードペアリングとかマリアージュとかいうやつですね。