『心得るべきもの』より。
なんだかいちゃもんをつけられた時のディノとネアの会話。
「ネアはね、私が見つけて、私がこちらの世界に引き落としたんだ。間違える筈がないだろう?」
「…………では、うっかりお隣さんの歌と間違えたりもしていません?」
「私は、歌を聴いて現れた訳ではないと話しただろう? 君を練り直したのも私だし、元々ネアの傍にいて、乞われるのを待っていたんだよ」
そう言えばこの魔物は、ネアの歌はさして聴いていなかったのだった。
歌乞いなのに、さして歌を重要視していない(聴いていない)契約の魔物。そして元々ネアのそばにいて「まだかなまだかな」って待っていた魔物。
想像すると、王の尊厳とは・・・と思わないでもないですね。
説明しながら、おや、これはストーカーだったのだろうかと遠い目になる。
ストーカーに変態となれば、難易度は最高峰と言っても過言ではあるまい。
その後、いちゃもんをつけた方は、ゼノーシュに復讐?された様子。
イオンやその魔物、そして周囲にいた人達がどうなったのかを、ネアは知らない。
エーダリアもグラストも、魔物達も自然にその話題を避けたので、あえて掘り返すこともしなかった。
ある程度の酷薄さは、多分組織には付きまとう要素なのだ。
そして、素敵な食環境に感謝するネアちゃん。
ホイップバターはそんなに素敵なのだっけ?と、最近より気になってきておりますね。
私の食環境にも影響&侵食していく「くすまも」なのです。
そして紫系にも反応しやすくなるのです(白系統にも、もちろん)。