概念。
植物。
ムグリス!
この植物は、トックリキワタという植物で、沖縄では街路樹や、公園などによく植えてあります。
トックリというのはこの形から来ております。
やはり南国の植物は、魔物風味ですね。こやつも夜動く系に見える。
新春の頃にはピンクの花(もしくは黄色)を咲かせて、桜より華やかだったりします。
乾くと丸いモフモフに。
そして風が吹いて綿吹雪に。
たわわに実った祝福・・・。
ちょっと不穏?
晴れてればもうちょい可愛く映れたかもしれないのに。
曇天で魔物味が増している。
これが落ちた実の皮。
綿としては原産国(南米あたり)でいろいろ使われているようですが、沖縄県では大々的な活用はされてなくてもったいないかもしれませんね。
昔は、風の吹き溜まりあたりに雪のように綿が積もってて、雪の降らない南国の雪景色(もとい綿景色)という不思議な光景もあったのですが、これは雪でなくて「綿」なので溶けないのですよね。
大量の綿のゴミになって汚くなってしまうので、今は、実が弾ける前に、業者さんが刈り取ってしまうことが多いです。
触ってみると、ふわふわの柔らかい綿です。
個人でクッションに詰めたり、ぬいぐるみの中に詰めたりという活用はされているようですが、綿(実)の拾えるスポットを見つけないと大量に狩るのは無理かな・・・。
個人で綿の実狩りを楽しんでいる方はいらっしゃいますね、きっと。