「第一王子をお見かけします(本編)」より
くすまもキャラクター関連
第一王子様
- 金髪に赤系統の瞳の、南の王族らしい方
- ミサの時は、アルテアの隣で黒髪でぽやっとした顔に擬態して三列目にいた。
- 次代の国王陛下が望んで三列目の貴賓席の中堅クラスにいた。
- ディノは第一王子の抑えの為に、アルテアを隣に置いて対処させた。
- 優秀な人間。国を治める者としての才はある。(byディノ)
第一王子→ネアへ望むこと
- 第一王子は、白持ちの魔物に思い入れがあり、ディノを繋留しているネアのことは評価している。
- ネアがある程度の年齢で定年退職して田舎暮らしになるとしても、ヴェルクレアからは出すなと厳命した。
- もしネアが望むなら、老後の運転資金は出してくれるそうなので、ネアは知らずのうちに安全な老後を保証されていた。
- 特に、政治には綺麗さっぱり興味のないネアには好意を持ってくれており、ひっそり伸び伸びと暮らし、第一王子の大好きな白持ちの魔物をキープし、時々素晴らしい薬の素を捕獲してくれれば充分。
その話を聞いていて、ネアは恐竜が好きな男の子のイメージを持ってしまった。
(あれだ。強くて格好いいって感じだろうか)
つまりのところ、ネアは第一王子にとって害のない恐竜使いなのだ。
ネア→第一王子に思うこと
- 評価の正当性が腑に落ちたので、ネアはそれ以降第一王子への興味を失った。
- 相当な切れ者と聞いていたので警戒していたが、こちらとしても、上手く害のない雲の上に居てくれれば頼もしい。
統括の魔物(アルテア)
- 統括の魔物は、その国の為政者に会わないことも多いが、アルテアの気質で、人間と関わるのを楽しむし、人間側も、アルテアが仮面の魔物だと知った上で上手く付き合う道を探っている。
- アルテアは本来、国家として頭の痛い問題の元凶。
この世界の祝祭についてネアが思うこと
- イブメリア一つでこれだけ大騒ぎしたのだから、今後も厄介な祝祭などがないとは言い切れない。
- 最も厄介なのは、死者の日か夏至祭か。
- 年越しも何人か行方不明者が出ると言うし、この世界はまだまだ未知数。
ネアと装飾品
- 装飾品をあまり身に纏う習慣がない。
- 身に着けるものは、ディノの指輪とヒルドの耳飾りでもう定員オーバー。
- 最近、厨房の鍵を首から下げるという斬新なお洒落にも手を出したので、これで打ち止めにしたい。
- 洋服は充分に足りている。
- コートに至っては知らない間に勝手に増えるシステム。
- 気のせいでなければ、靴も勝手に増えている。
- 置物の類は何だかフィンベリアやオルゴールと増えてしまった。
ネアのお誕生日のお祝いのプレゼント
ネア
この世界のことはまだあまり知らないので、旅行にでも連れて行って貰おうかなぁと考え始めた。
ディノ
「うーん、何だろう。装飾品なんて、どれだけあっても構わないと思うけれど?」
好きなセリフ、言葉など
「……………ディノ、縄を使う方向には走らないで下さいね」
「………縄が欲しいの?」
「いいえ。欲しくありません!縄がお好きなのは、アルテアさんです!!」
「アルテアには誕生日の贈り物をするつもりはないから、どうでもいいな」
「アルテアさんの誕生日はあるのですか?」
「私より後から派生しているから、生まれた日ということであれば知っているよ」
「ディノの誕生日には何が欲しいですか?」
「ネアかな」
「拗ねないで下さい。私の精神を封じない方向で、何かありませんか?」
「…………ネアがいい」
「そもそも、現状でも私はディノ専用ですよ?」
「全部?」
「…………私の中では、ディノは最優先か準優先です。これはほぼ全部といってもいいのではないでしょうか?」
「二番目の時があるんだね」
「私が私を最優先することを封じられたら、流石にご主人様も反乱を起こします」
「ディノもコートを脱ぎましょう。ほら、一度立つので手を離して下さい」
「…………自分で脱ぐよ」
「なぜにここは恥じらうのでしょう」
魔物が慌てて逃げていったので、ネアは遠い目になった。
感想
時々艶っぽい場面になるのだけれど、安定の(?)流れになるので安心です。
それにしても貢ぎたがりの魔物のせいで、気が付くと素敵なモノが増えているシステムは羨ましいですね。
収納系の魔術もあるし、物理的にも城サイズで不動産も大丈夫な魔物ズなので、あまりスペースは気にしなくてもいいところがいいですね。
でも、大事なものは、自分の管理できるキャパにしたいというネアちゃんの考え方は、モノも嬉しいと思います。
夏至祭といえば現世では昨日でした。
ウィームに転生、移住したいなと思いつつ、くすまもを読み進めると、なかなか瞬殺かもしれないなと思うこと多々なので、よくよく転生先(物?)は考えないと危ないかもしれません。